SwitchのJoy-Conをカスタマイズする日
こんにちは。yoootiです。
本日はタイトルの通り、Nintendo Switchのコントローラー「Joy-Con」を自分好みにカスタムしようという試みです。
Joy-Conを分解し外装を交換する過程を日記のつもりで簡易的に記していくだけのため、分解の方法を読者に分かり易く解説するようなブログではございませんのでご承知おきを。
⚠️注意⚠️
Joy-Conを一度分解すると、改造品とみなされ任天堂の修理サービスなどを受けられなくなります。
公式ではない、街のスマホ修理屋さんなどでサービスを受けることはおそらく可能かと思いますが、Joy-Conの分解を伴うカスタマイズは自己責任で行ってください。
ハウジング交換をせずとも、ケースやステッカーなどで簡易的に本体やJoy-Conの色を変えられる商品は数多く存在します。
このブログはJoy-Conの分解を推奨するものではありません。
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ヤマダ電機でNintendo Switch 有機ELモデルを、Ali ExpressでJoy-Conに適合するハウジング(外装)とボタンを購入しました。
以前従来モデルのネオンブルー/ネオンレッドを購入して使っていた私にとって、シンプルで高貴なホワイトは憧れのJoy-Conなのです。
まあそんなエレガントホワイトも、プリティーピンクを前にしては無力のため、身ぐるみ剥がされる運命なわけですが。
そのネオンブルー/ネオンレッドのJoy-Con、当時もピンク色のハウジングでカスタムして可愛がっていたのですが、
知り合いのゴミ人間にSwitch本体ごと借りパクされ、弁護士にも警察にも協力を断られ、永久に私の元へ帰ってこなくなりました。
2度と会えなくなってしまったSwitchの写真です。
ボタンは既製品を型取りしてラメ・ホログラム入りのレジンでハンドメイドしており、世界に一点だけの製品に仕上げています。
同じものを中古ショップやフリマアプリなどで見かけたら、私に連絡か警察に通報してください。罪に問われない程度にそのゴミ人間しばき倒します。
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閑話休題。
ボタン一式揃ってるな〜と思い、ピンク色のボタンセットを買ったのですが、よくよく見ると取り外しボタンとシンクロボタンが付いていませんでした。
シンクロボタンは周りが黒いから、黒いボタンのままでも目立たないしいっか! ということにします。
取り外しボタンは、さすがにここだけ黒かったら不格好なので、ボタンの型をとってピンク色のレジンで複製することにしました。
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右側のJoy-Con(R)から作業開始です。
まずは裏側のネジを回して外していきます。
小さなネジなので、行方不明にならないよう、小さなトレーに入れておきます。
(この作業がのちに悲劇を生むことになるなど、この時のyoootiはまだ知る由もなかった……)
ネジを外し終えたら開いていきます。
中はこんなかんじ。
この赤丸の部分(基板とバッテリーを繋ぐラッチ)を外すよう、大抵のJoy-Con分解指南系サイトでは言っているのでそれをやります。
簡単に図にするとこんなイメージ。
バッテリーから伸びている赤と白の導線が、基板上の受け皿にカチッとはまっているので、図の黄色の丸で囲んだ隙間にヘラなどを差し込み、テコの要領で外すみたいな感じ。
不器用すぎて、ヘラでガシガシやっていたら導線の被覆が剥けてしまい、中の銅線が露出してしまったので中止します。
仕方ないのでバッテリーと基板を接続したまま、Joy-Conを分解していきます。
(今回は接続したまま作業しますが、本当はJoy-Con開けたらすぐにバッテリー外した方が良いです。前回カスタムした際にバッテリー繋げっぱなしで作業してたら、何かのタイミングでショートさせてしまい、バッテリーをご臨終させてしまった苦い経験があります。)
バッテリーをどけると、基板さんがお目見えです。
基板を固定するネジを外し、基板もどけていきます。
ボタンが出てきました。
新しいピンク色の外装にボタンをセットします。
Joy-Con(ホワイト)から、ボタン用のシリコンラバー製?のカバーをお引越しさせます。
基板をピンク色の外装に入れていきます。
ここでレール部分のフレックスケーブル(フレキシブルケーブル?)のネジを外し、SL,SRボタンをピンク色のものに交換します。
ホワイトの外装からZRボタンを外します。
かなりキツく噛み合っていて、外すのが困難でした。
ZRボタンと外装の突起が引っかかって固定されるシステムなのですが、突起が大きすぎる。
外すこともはめることも、どちらも大変です。
180グリッドのネイルファイル(爪やすり)で、ZRボタンの突起を削っていきます。
軽い力ではめることができました。
あとは取り外しボタンをはめて、Joy-Conを閉じれば完成です。
さて、取り外しボタン、こんな形状をしています。
おゆまるで型をとるつもりしていたけど、凹凸が激し過ぎて難しそう。
まあ、何にせよ取り敢えずやってみることです。
マグカップにクッキングシートを敷き詰め、水道水を入れたらレンチンします。80〜90°Cくらいが理想ですが、沸騰させても問題はないです。
なぜクッキングシート敷き詰めるのかと申しますと、以前鍋で水を煮沸させ、そこにおゆまるを入れて煮ていた時、柔らかくなったおゆまるが鍋肌に貼り付いて取れなくなってしまった経験があるためですね。クッキングシートで鍋肌とおゆまるを分離させないと地獄を見ますよ。
おゆまるが温まって柔らかくなったら、取り外しボタンを包んで型を取ります。あとは常温で置いておけば、すぐに冷えて固まります。
ピンク色のレジン液を作ります。
ダイソーで購入したUVレジンに、ピンク色のネイルジェルを混ぜていきます。
何種類かのピンク色や白色のジェルを混ぜ合わせ、理想のピンク色に近づけていきます。
レジンの調合が終わった頃、おゆまるが良い感じに固まっていました。黒い取り外しボタンを取り出します。
型にピンク色のレジン液を入れたら、UVライトを当てて硬化させていきます。
大事件が起こりました。
硬化待ちの間スマホをいじっていたら、手が滑ってスマホが小物用トレーの上に落下し、反動でボタンとネジが飛び出して部屋中に散らばりました。
部屋中探し回りましたが、ネジが2本見当たりません。災難です。
良い子の皆さんは、チャック付き袋などでネジやボタンを密閉して保管しましょう。
さてさて、ネジを探している間にUVレジンの硬化が完了し、ピンク色の取り外しボタンが2つ完成しました。
結構バリというか綺麗じゃない部分がありますが、これもファイルで削れば良いだけの話なのでね。
ピンク色の取り外しボタンを外装にはめ、Joy-Conを閉じれば……
完成!!
薄ピンク色のJoy-Con(R)が完成しました。かわいいですね。
ここまでの所要時間、4時間程度です。時間かかりすぎ。
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それではJoy-Con(L)の作業に移っていきましょう。
Joy-Con(L)を開いていきます。
本日2つ目のJoy-Conともなると、慣れたものです。
バッテリーを外したところ。
あれ? Joy-Con(R)と違う。さっきはここの4箇所ネジ止めなんてされてなかった気がする……。
基板が出てきました。うん、完全に先ほどと違いますね。
まあ右と左でアナログスティックの位置も違いますしね。構造が違うのは当たり前なのですが。
特筆すべきは赤丸で囲んだ部分。Joy-Con(L)を見て、右のときはこんな茶色のパーツ無かったぞ?!と思ったのですが、Joy-Con(R)では、+ボタンとRボタンの部分が基板と一体になっているのですね。設計の工夫がすごい。
まあJoy-Con(R)と違う構造だとしても、Joy-Con(L)のあるべきものをあるべき場所へ入れていけば良いだけの話です。
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Joy-Con(L)が簡単に完成しました。
左側の所要時間は1時間程度でした。
裏側です。
ネジを無くしたため、1箇所だけ空いています。3箇所ネジ止めしているので結構固定されてる感じはしますが、新しいネジ買った方が良いのかな……。
取り外しボタン、シンクロボタンも良い感じです。
サムグリップを付けてみました。かわいい。
本体に接続し、回路やバッテリーなど諸々ご存命か確認します。
大丈夫そうです。一安心。
ということで!完成!成功!おわり!
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実は今回、液晶の周りや裏面が黒いままでは悲しいため、本体部分のハウジング交換も検討していました。
しかし、従来モデルのハウジングは多数出回っているのに対し、有機ELモデルのハウジングはたった1商品しか見つけられなかったんですよね。
その1商品がお値段7000円弱とやや割高だったため、今回はやらなくて良いか〜と先延ばしにした形です。
それに本体部分は液晶やスピーカーなどの機構がある分、Joy-Conよりも高度な回路が詰まっていそうで、何かしら壊したらどうしようという恐怖もありました。
……まあそんなこと言いつつ、バッテリー交換をセルフで行うために液晶もスピーカーも搭載したiPhoneを分解したことあるんですけどね。
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……って待って?! 今調べたら有機ELモデル本体用のハウジング安価で普通に売ってる?!
え〜!【Switch OLED housing】等のワードで調べても1件しかヒットしなかったくせに、そのヒットした商品の画像から類似商品を検索したら無数に出てきました。 そんな事あります?
送料込み2,600円程度で販売されている。これなら比較的気軽に買えちゃう!
次回!『本体のハウジング交換してみた』お楽しみに!
……ただ、どれも本体上部&下部&裏面のハウジングのセット販売のようで、前面部分(液晶の周りの枠部分)の外装は付属していない様子。
いや〜、それは困る〜。
「またおゆまるで既存のパーツから型を取って、任意のカラーのレジンで複製すれば良い!」が通用するサイズでは無いように思えます。
困りました。従来モデルとは横幅が異なるから流用出来ないですし。(従来モデル用の液晶周りの枠のハウジングは、複数のECショップにて販売されているところを確認出来ました。)
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ちなみに今回使用したJoy-Conのハウジングとボタンは、合わせて4000円程度でした。
Joy-Conが左右それぞれ1600円、ボタンが1000円程度。
Joy-Conのハウジングは左右セットで1000円程度の商品も多いのですが、その価格帯だと前回のカスタムに使用したのと同じようなピンク色しか見当たらなかったんですよね。今回はどうしても薄いピンク色にしたくて。
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さて、繰り返しになりますが……
Joy-Conを一度分解すると、改造品とみなされ任天堂の修理サービスなどを受けられなくなります。
公式ではない、街のスマホ修理屋さんなどでサービスを受けることはおそらく可能かと思いますが、Joy-Conの分解を伴うカスタマイズは自己責任で行ってください。
ハウジング交換をせずとも、ケースやステッカーなどで簡易的に本体やJoy-Conの色を変えられる商品は数多く存在します。
このブログはJoy-Conの分解を推奨するものではありません。